いよいよ来月から新年度です。春期講習、新学年準備、人によっては入学準備と色々とイベントが目白押しですが、心機一転、新たな目標を立てて頑張りましょう。

 さて、新中学2年生、3年生は中学校生活にも慣れてきて、力の抜き方も分かってきたころだと思います。俗に言う「中だるみ」の時期です。もちろん3年間、毎日、1分1秒、常に集中し続けるということはできませんから、ある程度余力を残して行動することは大切です。しかし、「全く学習しない日」を作らずに、コツコツと学習するということが最も大切です。

 例えば、毎日5分の計算練習をするのと、週に1回35分の計算練習をするのではどちらが良いでしょうか。答えは前者です。毎日5分であれば、どんなトラブルがあったとしても時間を取ることはできますが、30分以上の時間を捻出するのは難しいですね。また、週に1回だけで学習を終えてしまうと、復習されないまま、定着せずにその単元を終えてしまうことになりがちです。

 中だるみの時期はどうしても、毎日続けずに、まとめてやってしまおうとなりがちですが、長期的に考えると毎日コツコツと続ける方が、トータルの量を減らすことができ、かつ定着率も高くなります。この記事を読んでいる皆さんにはぜひ、計算・英単語、学校ワークをコツコツやってほしいと思います。

 2か月半後には1学期末テストが待っています。遠いように思うかもしれませんが、新学期で慌ただしい毎日を過ごして、ゴールデンウィークが終わるとテスト1か月前です。今のうちからコツコツと学習を続けて、ゴールデンウィークが終わるころには、テスト範囲の学校ワークは終えられるようにしたいですね。

 それでは、まずは春期講習会に全力で取り組んで、新学期に向けてのスタートダッシュを切りましょう。

 (白土亮光)