【小学生】親の仕事、学生時代のことを話す

新年度になり、この１年の目標や頑張りたいことを学校でも家庭でも話す機会が増えているのではないでしょうか。４月の初めに立てた目標などをＧＷに再度確認して、この一年頑張れるか、目標の修正は必要かなど、親子で話してみるのもいいと思います。そして、ＧＷは親子の時間が比較的とれるので、ぜひ、お父さんお母さんの子どものころのことも思い出して話していただけたらいいなと思います。

というのも、生徒たちと話していて、親がどこの大学に行っていたか、どんな勉強をしていたか知らない、という子が結構います。お父さんやお母さんが、どれくらい真面目だったのか、どれくらい遊んでいたのか、どんなことが楽しかったのか、どんな失敗をしたのかなど、子どもに伝えないのはもったいないことです。今の仕事のことも、学生時代のことも、ぜひ話してあげて、その中で、大事にしていた価値観や悩ん
だこと、それをどうやって乗り越えたか等も含めて、子どもが小学生のうちに話しておくのがお勧めです。

中高生の思春期、反抗期になってからでは話すタイミングを失うこともあります。また、時折、「私が馬鹿なのでうちの子も、、、」と謙遜される保護者の方もいらっしゃいますが、自分が子どもの時よりできている部分を見つけてあげて、「私より頑張っているので頼もしいよ」と言ってあげてください。

新年度からＧＷにかけて、親子で普段しない話をするチャンスでもあり
ます。ぜひいい時間を過ごしてください。