多くの学校で9月に総合型選抜の出願が始まり、11月までに合格発表が行われます。総合型選抜とは、受験生の学びへの意欲や人間性を見ていく受験方式のことです。近年では、私立大学の80%以上、国立大学の70%以上で実施されており、よく使われる入試方式の1つとなっています。
ここで重要なのは、「何を大学で学び、どう将来に活かしたいのか」という意欲です。アドミッションポリシー(大学側が求める人物像)を理解し、具体的で説得力のある志望動機を述べることが必要です。自分がどんなことを考えて、どんなことに気づいて、今後どうしてきたいか…と考えを深めていく力が問われています。
意欲や入学後の学ぶ姿勢を評価するために、多くの大学は志望動機や小論文、面接を課しています。では、なぜ学びたいのかを説明するには、なにが求められているのでしょうか。
それは、ニュースや時事テーマです。日本のインバウンド需要・観光立国について問われたとき、インバウンドを知らないと答えることができません。少子化対策やマイナンバー制度、ソーシャルワーカーなど、文系理系問わず知っておきたいものがたくさんあります。
ぜひ、日ごろからニュースに触れてください。テレビでニュース番組を見て、最新の時事ニュースを追っていきましょう。国内外やジャンルを問わず、幅広く時事ニュースに目を通すことは、私たちの生活にも役立ちます。いろいろな情報に触れて、感じたことを言語化し、自分なら…と思いを膨らませることは楽しいですよ。
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