強く合格したいと思う人から順に受かっていく。それが受験だ。
思うと言うよりは、「念じる」とか「執念を抱く」の方がきっと正しい。
そこで、いつも思い出すのが冒頭の言葉だ。「一生懸命やればやるほど、ラッキーになっていく。」
「一生懸命やれば合格する。」とか「努力すれば成功する。」ではなく、「成功に近づく。」くらいな意味だ。頑張れば、80%、90%、95%、99%…と合格に近づいていく。結果が出る前に100%になることは決してない。
そして、最後の最後に自分を信じて、目標に向けて矢を射る。受験は勝負事なので、当日の出来や不出来も大きく左右する。だから、少しでも近くから射る方が的に当たりやすいのは当然だ。そこで、できるだけ的に近づいたり、上手に矢をいる射る練習をするのが、受験勉強だ。
強く合格したいと念じている人は、1mmでも前から矢を射ようとするし、まさかここからはずす人はいないだろうというところまで近づいても、油断せず何度も何度も練習をくり返す。
受験は、当日同じ条件で競う競技ではなく、矢を射る位置も、矢を飛ばす練習の回数も一人ひとりみんな条件が違う中で競う。まあ、どんな競技も同じだと思うが。
さあ、できるだけ前へ出よう。
そこからさらに、何回も何回も練習を重ねよう。
結果が出る前に100%になることは決してないが、受験の結果は、必ず0%か100%のどちらかだ。
全力で的を射抜け!
くじら
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