7月になると、もうすぐ夏休み。子どもたちは「何して遊ぼうかな?」とワクワクし、親御さんも「夏休みくらいは勉強のこと忘れさせてあげたい」と思うものです。しかし、1年のうち最も長い休みである夏休みは、得意を伸ばしたり、苦手克服に取り組んだり、自主学習の習慣を身につけたりと、様々な可能性を秘めた期間です。せっかくの長期休暇を無駄に過ごさないために、親子で計画的に学習に取り組むことが大切です。それぞれの子どもの課題に合わせて親子で取り組むことで、大きな成長のチャンスとなります。


今年の小学校の夏休みは、昨年より1週間延長されました。親子で早めに話し合い、計画を立てておくことで、夏休みが始まった瞬間から学習に取り組むことができます。親子で充実した夏休みを過ごすために、今から計画を立ててみませんか。具体的には、次のようにやっていきます。


・子どもの学習状況を把握し、できているところを承認し、本人がもっとできるようになりたいところを確認する。
・夏休みの目標を具体的に設定する。
・毎日、あるいは1週間ごとの計画を立てる。計画の中に、親子の時間、遊びや自由時間も入れる。
・親子で協力して取り組む。子どもの自主性を育みたいからこそ、親から声掛けや承認、励ましをして、子どものモチベーションを維持する。
・必要に応じて、計画の修正もしつつ、夏休みを過ごしきる。


ぜひ、この機会に親子で話し合い、計画を立ててみてください。