公立高校入試まであと2週間となりました。受験生の皆さん、保護者の皆様、あともう少しです。ここからは体調管理により一層注意しながら頑張っていきましょう。


今回は公立高校の志望校と出願倍率についてのお話です。令和7年度の公立高校入試出願倍率をチェックされたお父様、お母様はいらっしゃるでしょうか。中学1・2年生の保護者様にもぜひ知ってほしい内容です。北海道全体での公立高校の倍率は0.93倍となっていましたが、石狩、札幌地区では高倍率の学校が目立ちます。今年度の最高倍率となったのが平岸高校普通科の1.8倍、次に札幌東高校、札幌国際情報高校普通科の1.6倍となりました。パシフィック・セミナーでもこのあたりの高校を目指している生徒が毎年たくさんいます。


よく受験生のご家庭から出てくるのが、「倍率が低い学校の方が受かりやすいですよね?」や、「こっちの学科の方が倍率低いのでこっちにした方がいいですか?」などです。結論から申し上げると、「倍率が低いから受かる」ということはありません。確かにライバルは減るかもしれませんが、大事なのは「今、受験生の中でどのくらいの位置にいるのか」です。


また、学科によって教科に傾斜がかかるケースがあります。例えば旭丘高校は普通科と数理データサイエンス科(以下数理DS科)の2学科あり、例年普通科の方が倍率が高く、数理DS科の倍率が0.9~1.1倍となっています。ここで普通科志望だったけれど数理DS科へ変更を考える場合に、傾斜配点について気にしなければいけません。数理DS科は数学と理科の配点を2.0倍、英語の配点を1.5倍にして点数を出します。数学と理科、英語が得意な生徒からすると有利に働きますが、そうでない生徒は注意が必要です。


このようにして倍率が高いから難しい、低いから入るのが易しいと一概にはいえません。塾で受験をする学力測定テストで、受験生の中での位置や偏差値、教科ごとの得点の傾向等も考慮しながら志望校をしっかり見極める必要があります。