やる気に満ち溢れた瞬間は、だれでも楽しく ポジティブに一生懸命できる。人生で、最も充実している瞬間というのがあるとしたら、実はこういう瞬間なのかもしれません。努力するって、なかなか良いもんだよな~~と実感できるわけですから。


ただ、大事なのは、「普通の状態のときにどれだけ努力を継続できるか」です。なぜなら、やる気に満ち溢れている状態の時より、普通の日の方がずっと多いからです。そしてたまにはやる気が出ない日もあったりもします。


では「普通の状態のときに努力を継続する」にはどうしたらよいでしょう?一体そんな方法はあるのでしょうか?
それはずばり「毎日続けること」です。

「毎日続けられるなら、そもそも困らない。」という声も聞こえてきそうですが、一番効果的な「何かを続ける方法」は「毎日続けること」です。ハードルを少し下げてでも、毎日跳び続ける。これが、最も確実に「何かを続ける方法」です。高校生も中学生も小学生も、それぞれのレベルに応じて、毎日やることを決め、それを毎日ひたすらやるのです。
例えば、「寝る前に書写5分」「ご飯の前に音読10分」「毎朝漢字と計算5個ずつ」「毎日数学の問題にチャレンジする」。

何でもいいのです。毎日決めたことをやる。やり始めの一歩目は、「あきらめない一日」を作ってみるといいですよ。その日は「これをやる!」と決めたことをあきらめない一日にするのです。 その日だけは、決めたことを必ずやるのです。漢字と計算を10個ずつやる、と決めたら必ずやる。夜ベッドの中でやってないことに気づいたら、起
きだしてでもやる。明日の試験の準備があって、忙しくて忙しくてたまらない。それでも、音読と計算だけはやる。なぜなら、そう決めたから。


そういう一日を作るのです。

そういう「あきらめない一日」を積み重ねることで、それが、普通の日になっていきます。「あきらめない一日」が普通になって、習慣になるのです。


「何かを続ける方法」。これを手にすると、人は大きく成長できます。
ぜひ、今日も、普通に頑張りましょう。