受験生だけでなく中1、中2も受ける学力測定テスト(道コン)。年に数回しかない貴重な機会を、復習せずにしておくのは非常にもったいないです。模擬試験を受けると必ずといっていいほど「復習をしましょう」と言われると思います。これまでの道コンはどれくらい復習できていますか?ここで各教科を1から10まで解き直しをしようとすると、正直面倒くさいですし、他の勉強が疎かになってしまいます。


 復習で大事なことは、できたはずの問題や、見たことがあったけどできなかった問題を、できるように練習することです。

 理科社会で書けなかった、説明できなかった語句は教科書や参考書を使って調べましょう。教科書や参考書を使うことで、その語句だけでなくセットで覚えるべき語句も確認することができます。

 国語と英語については、読めなかった漢字、分からなかった英単語は、問題に直接関係なかったとしても全て調べましょう。次はその語句が問題に出るかもしれませんし、その単語が分かった上で本文を読み返すと正解を導き出すヒントになっていることも多いのです。

 数学は、できなかった問題を解き直して終わるのではなく、ワークなどで似た問題を探し、自信を持って解けるようになるまで復習することが大切です。

 ここまで復習したものは「少し確認や練習をすればわかったもの」ばかりだと思います。次こそは自分でわかるように丁寧に確認しましょう。

 その上で自分の苦手な単元を復習し、できることを一つでも増やしていきましょう。もちろんすべての問題が大事な勉強材料なので復習の価値はありますが、まずは復習を始めることに重き、できることから始めてみましょう。