受験の神様はいる。真面目に努力している人に、ちょっとした奇跡が起きるところ
を何度も見てきた。


「入試の1週間前にたまたま勉強したところが出ま
した!」とか「先月から力を入れていた分野が出題さ
れた。」なんていう話は毎年のように聞く。「受験の
当日、乗り遅れそうだったバスに、バスが遅れたので
乗れました!」なんてこともよくある話だ。


どうやら、一生懸命、真面目にやっている人にそう
いう現象が起こりやすい。なぜだろうかとよく考えて
みると、本気で勉強している人は、1週間、1ヶ月の
学習量がものすごいので、最後の10日で復習をした問題が数問出題されるのは当た
り前といえば当たり前だ。最後の10日で勉強した内容が全くでない方が、おかしい
気もする。


ところで、このものすごい量をこなすにはどうしたらよいか。それには、まず始め
の一歩を踏み出すことだ。「1分でできることは何だ?5分でできることは?」と自
分に問いかけよう。問いかけるだけなら、誰にでもすぐできる。 そして、「1分、
5分」が始めの一歩の目安としてはちょうどいい。


例えば、音読。一日に20分ではなかなか続かない人でも、1分ならできる。例え
ば、その日の復習。毎日30分だと挫折しがちな人も、5分ならできる。こうして小
さな習慣を積み上げていこう。


そして、1分、5分が有効に使えるようになると、受験勉強では圧倒的に強い。そ
れは、スキマ時間を使えるようになるということだからだ。これは、すでに猛勉強を
している人にも、これから受験勉強に本腰を入れようとしている人にも、受験はまだ
まだなんだよなと思っている人にも、どんな人にも有効だ。(将来仕事をするように
なっても、きっと役に立ちますよ、「スキマ時間有効活用」)
今すぐ、自分の中にいる受験の神様に、そっと尋ねてみよう。


「今の私の勉強量は十分ですか?1分とか5分で、何かできることありませんか
ね?」

 


くじら